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June 28, 2011

サラリーマンの持つ一面への気づき

昨日、会社帰りに、行き付けのジャズ喫茶に入ってジャズを聴いていたら、ちょっと酔った中年の男性が店に入って来て、ビールを飲みながら、店のママに話しかけて云っていた。

「この辺で、数千万の家を建てて、チマチマと、偉そうに生活しているサラリーマンの奴等、バカヤローどもが、俺は頭にくんだ。」、「みんな馬鹿ばっかり、」など、サラリーマンに敵意丸だし。

その人は、職が安定せず、社会と折り合いが悪く、人生に苦しんでいる人なのだろう。定職について、気楽そうに生活しているサラリーマンが、他人の苦しみも知らず、のうのうと生活してるようで、憎いのだろう。

私は、自分がネクタイをしめたまま、サラリーマンっぽい格好でジャズを聴いていたので、ちょっと緊張したが、かかわり合わず、黙って、嵐が収まるのを待った。

ただ、この様に、サラリーマンが憎まれていることを身近に知るのは、小さな驚きでもあった。気づかないうちに、人に憎まれていることもある。 怒り・愚痴など煩悩に苛まれ、精神を病める人にとっては、世界は全く違って、暗黒にも見えているかも知れない。

光りを、何とかして、光りをと思う。全ては私自身なのだから。

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