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May 05, 2011

TV番組、「15歳、廃墟からの旅立ち」に感じたこと

昨日朝、NHKのTVで、岩手県の甲子中学校の生徒達の様子が放送された。

その中で、若菜さんと云う女の子の言葉に、私は、既に何か修業をした高僧の境地を感じ、愕然とした。

「何もかも一瞬のうちに無くなってしまい、何も永遠でないことに気づきました。今を大切に生きたいと思います。また、あの津波を生き延びたんだから、もう何があっても大丈夫だと思います。九州・福岡へ行って、立派になって、またここへ帰ってきたいです。」

15歳の女の子が、・・・・・・、こんなことが云えるように成長していることに、唯、愕然とするほど嬉しかった。神を見た思いだった。

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