赤ちゃんより若い人たち、
最近、80代の年輩の人達も、社会で大いに活動され、お会いする機会も意外と多く、戦後生まれの私には、大きな驚きである。
ビジネス交流会では80歳前後の会社経営者・芸術家、旧満洲の同窓会でも80歳前後の素晴らしい活動的な人達を見かける。
これらの80代以上の人達を、赤ちゃんより若い人と見れば、面白い人生観になる。マイナス10歳とか、マイナス15歳とか、いずれ赤ちゃんとして生まれる何年前と云う年の考え方をしてみると面白い。
宇宙の真理たる、大きな循環理論で、命をとらえる考え方からすれば、極自然なこと。
年輩の方々を、赤ちゃかんの以前の状態と思えば、益々可愛さが増す。寧ろ、赤ちゃんは既に、年をとって見えてきたりもする。
全て、循環の哲学でとらえると、何故か、安心が生まれる。どうなっても、何処か、真っ暗闇の中に落ちて行くことなどあり得ないと思う。循環の中で、見える景色を楽しむことだって出来る。
先日、満洲の同窓会で最長老の出席者の方が、銀座のレストランの一角に、自作の絵葉書と短歌約50点を展示されていた。紫陽花の花の絵に添えて、「煩悩の数をのぼりて、花の寺」と詠っておられた。雨に映える、鎌倉の紫陽花を想い出し、人生の旅の素晴らしさを想い、思わず短歌をメモした。
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