四縁の探求、仏法の輝き
一昨日の"心の福島原発"の衝撃を受け、仏教の四縁を、横山紘一先生の仏教辞典で調べてみた。
1: 因縁(いんねん): 結果自体を直接生じる根本原因。正因縁とも云う。
2: 等無間縁(とうむけんねん): 心が生じる為の補助原因(縁)。一刹那前に生じた心の総体。
3: 所縁縁(しょえんえん): 心に拠って認識される対象を云う。
4: 増上縁(ぞうじょうえん): 前の三つの縁を除いた全ての原因。例えば、一粒の米粒が生じる場合、米粒の種子が 因縁で,それ以外の大地の水や温度などが、天災などが増上縁。自らは関われない。
縁の四分の三は何らかの形で自らに起因し、四分の一は宇宙が、大自然が決めていると云うことかと、納得する。
私の人生も、私が頂いた所縁も、全体像が、ぼんやりと浮かび上がり、虚空世界の銀幕に私が映し出す映像であったようにも 想う。そして、私は、どう生きるのかの問いに、仏法が輝きを増して見えて来る。
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