日本一、寂しい祭りのこと
おわら風の盆は、富山県富山市八尾町で毎年9月初めに行なわれている富山県を代表する祭りである。越中おわら節の哀切感に満ちた旋律にのって、坂が多い町の道筋で無言の踊り手たちが洗練された踊りを披露する。、哀愁のある音色を奏でる胡弓の調べが人々を魅了する。
そんな説明が、インターネットに載っていた。
はしゃぐばかりの祭りでは、薄っぺらで、子供っぽく、傲慢で、時に不謹慎にも感じる。
喪に服するように生活するのも、陰気過ぎて、病的にさえ思う。
そんな時、日本一寂しい祭り、"おわら風の盆"のことを、想い出した。
人生も、単なる祭りでは、馬鹿みたいに感じる。喪に服するように生きても、何の意味があるのかとも思う。
震災の後、不図、どんな生き方をしたいかと、自問自答してみた。
Comments