リビアでは、バーレンでは今
リビアの政府軍の反政府軍地域奪還のニュースに、時代の逆戻りの残酷さを、見るに耐えない気持で見守っていたが、国連・英仏軍がやっと、カダフィ政権側の残虐な市民攻撃を止めさせる軍事行動に出た。
これでよし。これでリビアは、緊急手当てが出来たと思う。
バーレンのデモ鎮圧に、14日サウジ軍が乗りだしたのは、逆効果だと思う。サウジは、短期的には自国政権を延命させるだろうが、時代の動きを加速させるだろうと思う。元々、多少生活が豊かになっても、絶対王政は、もう存続することは出来ない世界になっているのかも知れない。湾岸諸国も、早く実質的な議会・普通選挙へ、如何に早く改革出来るかにかかっているのではないかと思う。自分の利益を早く手放して、改革へ舵を大きくきらねば、アラブの政権も、政変への危険水域は近付く。
福島原発の緊急手当ても、やっと進展して来たと思う。名も無い職員、消防、警察、自衛隊のヒーローが続々と生まれている様子が想像出来る。彼らは、自分のことは、ある程度、もう吹っ切れている。家族にいざと云う時の別れを告げて、任務に自ら就いているものも多いと思う。「他を救いたいのだ」。この様なシーンを見せて貰うと、もう全てが飛んでしまう。この感動が私の人生を導く。
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