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February 02, 2011

宇宙から隔絶された存在の意味するもの、

人は、自分が宇宙から切り離された存在と感じた時の、孤独感と恐怖は、他の人には、計り知れない。だが、宇宙から隔絶された存在と感じることは、それ自体が、既に高いものに触れている証拠である。

こんな住職の言葉に、私はちょっと戸惑い、その意味することをその後、考えてみた。

宇宙から隔絶された孤独感で連想したのが、数ヶ月前ニュースで聞いた、親からの虐待の上、ベランダで放置されて亡くなった女の子のことだった。

「そんな女の子も、既に高いものに触れて亡くなったのですか?」と、私は、住職に、勇気を出して、思い切って聴いてみた。住職は、間髪も入れずに、「そうです」とおっしゃって、私は、救われた気がした。

「自分と宇宙の両方を見ている、もう一人の自分がいる」。それが、神だと想った。それが、仏性だと想った。

以前に、「人間がこんなに 哀しいのに 主よ 海があまりに碧いのです」、と書いた碑が、長崎の遠藤周作文学館にあると聞いて、何故か、強く心に沁み、その言葉に惹かれた。 今、この言葉の意味する情景を、改めて考える。

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