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February 20, 2011

駒大、西修先生、最終講義&最終落語

昨日、駒沢大学・西修先生の「最終講義・最終落語」を聴きに出掛けた。

2月15日読売新聞には、「駒大西修教授19日、最終講義も高座で」と、17日の産経新聞には「退職・最後の独演会・"またも家楽大"こと西修・駒大教授」と書かれた新聞の切り抜きも資料に頂いた。

西先生の、37年の講義の総決算の憲法の講義、そして落語に、私は立ち合えたことが、先生との縁を思い嬉しかった。

「日本国憲法は、世界の187ヶ国中、古い方から14番目」、「1999年スイス憲法にある、財政の均衡条項(支出の上限は収入を基礎)」、「"自己の安全を保持する為の手段としての交戦権の破棄"は、憲法原案から米国側からも非現実的として削除された経緯」など、私は驚きをもって傾聴させて頂いた。

西先生とは、私も20代の頃、横浜の国際交流のボランテイア団体で、ご一緒に活動したことがある。

最終講義に当たり、先生は個人的な部分の話で、二人の女性に、特別な敬意とお礼を述べたいと切り出され、研究を支えてくれた母(故人)と妻でありますとの言葉だった。その後、壇上に二人の幼いお孫さんも花束を持って登場、拍手が湧いた。

私には、このような素晴らしい人生は送れないけれど、自分を感情移入させたように、高揚した気持になった。駒大記念講堂は、会場を去りがたい暖かい空気に包まれていた。

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