越後・瞽女( ごぜ)唄、越中おわら節、倉敷音楽祭3/19-21
新潟に古くから伝わっていた、瞽女( ごぜ)と云われた、盲目の女旅芸人の三味線などの芸を、一度聴きたいと思っていたら、今度3月19日ー21日の倉敷音楽祭であると云う。音楽祭では、越中おわら節のステージもあると云うので、どうしても行きたくなった。
年末にフラリと旅した岡山・倉敷で、偶然、見掛けたパンフレットに倉敷音楽祭(倉敷・北陸交流)のプログラムが紹介してあった。
私がまだ、本格的に座禅に廻りあう前、瞽女( ごぜ)の小林ハルさんの言葉にはいたく感動したことを想い出す。
「良い人に会ったら、お祭りを楽しみなさい。悪い人に会ったら、修業をさせて貰いなさい。人生は祭りも修業も大事です。」と云う言葉は、私の一生の宝になった。祭りだけでは生きていけない。修業だけでも生きていけない。人生は祭りと修業の組み合わせ。修業をさせてくれる人にも、感謝しなければならない。そんな汚れ役までして、私に何かを教えようとしてくれている。そんな感動・気づきをくれた、瞽女( ごぜ)の小林ハルさん。
富山の越中オハラ節は、祭りなのに、何かもの哀しげな、ニ胡の音が漂う、寂しい祭りの哀愁が好い。
倉敷音楽祭への旅への憧れが、今から私を、ドキドキさせる。
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