九州帰省途中下車の旅、初めて訪れた倉敷
昨日は予定通り、午後から休暇を取り、九州への帰省の旅に出た。品川発14:47分の新幹線で、岡山経由、倉敷へ。初めての倉敷は、駅前から白壁の街並みで、遠いところへ来た気分になれた。
知らない街に行くことは、人生の探検のように想う。私が生きて来た人生に、こんな光景は見て来たことは無かったと感動することは、人生への感謝、親への感謝、神への感謝に繋がる。
父性は、外へ外へと関心が向く。狩りに出て、生計をたてて生きて来た父性の遺伝子なのだろうか?母性は、内へ内へと関心が向く。家庭を守った母性の遺伝子なのだろうか?
人には、父性と母性は共に存在し、共有していると思う。遠くへ新世界を切り拓きたい気持ちと、落ちついた場所に留まりたい気持ちと。
外へ外へ向かっても、行き着くところは仏性。内へ内へ向かっても、行き着くところは仏性。
「群盲索象」のように、それぞれの人は、自分の体験したものを人生と確信してしまう。旅は、沢山の知らなかった光景を見せてくれ、子供時代に感じた、人生の神秘を蘇らせてくれる。
知らない街は、新しい力を与えてくれるような気がする。
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