« 科学・技術に必要な文学的教養 | Main | 年末の切符予約のシーズン、そして湘南歌声喫茶 »

November 27, 2010

戦後60年、突然開戦前夜の緊張

23日の北朝鮮砲撃事件後、明日から黄海での米韓軍事演習が始まることで、開戦前夜の様な緊張が高まった。

北朝鮮の反応の報道から察すると、更なる衝突は避けられない情勢になった。韓国も世論は、強行論が半数の報道。米国も、この機会に少なくとも、示威行動は必要との判断と、核問題への打開へのチャンスに利用する可能性もあると思う。

支持率低迷のオバマ大統領は、この機会を利用し断固たるリーダーシップで支持率回復を狙い、更に中国への将来の牽制に利用できる。黄海に米軍が空母投入して軍事演習をする口実は、今をおいて無いと考えるかも知れない。いずれ、打開せねばならない、イラン問題へのイランへの牽制にもなると考えるかも知れない。

中国が、北朝鮮の難民キャンプ設置の準備。フィリピン政府は韓国滞在のフィリピン人を日本に緊急避難させることを打診中。日本政府も韓国滞在の邦人避難の緊急時対応を考えているとの報道も。

戦争とは、このように、静かに、いつの間にか、避け難い様な、成り行きで、拡大して行くものではないかと心配する。戦争は、教科書で習った、遠い昔の非現実だと思いこんでいたのが、間違いだったとも思う。私の両親の世代も、この様に、社会の大変動に撒き込まれて行ったんだと思う。

日々の人生を、しっかりせねばと思う。

|

« 科学・技術に必要な文学的教養 | Main | 年末の切符予約のシーズン、そして湘南歌声喫茶 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 科学・技術に必要な文学的教養 | Main | 年末の切符予約のシーズン、そして湘南歌声喫茶 »