「農民ロケット」見物
昨日は、埼玉県無形民俗文化財の秩父・椋(むく)神社の龍勢祭り(農民ロケトット)を初めて見物した。
朝9寺から夕方5時まで、15分間隔で、村・団体の代表30のロケットが打ち上げられる。ロケットは、竹・黒色火薬で作られ、空高く500メートルくらい高く打ち上げられる。
織田信長の時代頃、当事の狼煙(のろし)を元に、この様な祭りの由来になったと云う。
1884年(明治17年)秩父困民党の反政府反乱・秩父事件は、この椋神社に反乱軍は決起した。映画「草の乱」で見た神社。
朝の雨も止み、寧ろ、うって変わった快晴の空に、勢いよく、オレンジ色の火を噴いてロケットは上がった。丁度、最高地点に上がって、ロケットからパラシュートが開き、ゆっくり降りてくる仕掛けなど、手がこんでいる。こんな祭りができる、村の伝統と人々に、関心する。
「農民ロケット」、その響き、心意気が好い。
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