記念写真、時間の暴力
入院や、施設に入る親の部屋の整理や、亡くなった親の遺品の整理などの時、よく記念写真も出て来ると云う。
そんな体験を語る、私の友人が、大事にしていた記念写真も、その写真を持っていた人が亡くなれば、価値も無くなり、紙くずの様になる。それは"時間の暴力"みたいなものと云った。
確かに、"時間の暴力"とは、その通りに感じることもある。
圧倒的に、押し寄せる、時間の波。それも、自然なのだから、それでいいとも想う。
"時間の暴力"と"時間の癒し"は、時間に関する感情の表現。
"時間の癒し"と云えば、何事も自然の力で、浄化される様にも感じる。
そんなことを、考えながら、自分の持ってる記念写真を眺めてみる。
Comments