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September 03, 2010

鬼のような顔をした神様、カーリー神の感動

鬼のような恐い顔をした、子供を食べてしまうような女神、カーリー神のことは、今まで、私は、気にもしなく、時々好奇心の対象くらいで、殆ど無視していた。

ところが、住職は、坐禅道場のある個室に、カーリー神を祭られていることを知った。

残虐にも、鬼の形相をして見詰めるカーリー神は、実は、こんなことまでして、自分に何かを教えようと、宇宙の理を教えようとしていると想うと、ハラハラと、泣けて来る。自己犠牲をする親のような、余りにも深い愛情を感じる。

住職が、幼児の頃、両親の離婚で、駅のホームで、親戚の人に引き取られて行く時、お母さんは、近付く自分を鬼の形相で追い返したと云う。そして、ホームの柱の陰で、ジーッと最後まで、こちらの方を見ていたと云う話を聴いたことを想い出した。

人生に試練を与えるイヤな人、悲しみを与える人、恐い人も、内心泣き叫びながら、私に何かを教えようとしているカーリー神と想えば、愛おしくなる。気づかなかった、自分が子供だったことに涙する。

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