病室からの電話の想い出
会社のそばに慈恵医大病院があり、昼休み、その前を通る度に、慈恵医大に白血病で入院して5年くらい前に亡くなった私の友人のことを想い出す。
亡くなる、一ヶ月くらい前だったか、突然、病室から電話をかけて来て、自分の今の病状のことなど話して、それでも、亡くなる様な雰囲気の声ではなかった。それが、彼との最期の会話になってしまった。
大学時代の親しかった友人が、最後の時を迎えた場所が、この慈恵医大と想うと、すぐに、彼のことをあれこれ想い出す。
病気する直前に、お互いの仕事のこと、人生のことなど、渋谷の居酒屋で飲んで話をしたなーなど。そんな、慈恵医大の想い出。
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