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August 22, 2010

語り部さんの戦争体験を聴く会の衝撃、

昨日昼、新宿平和記念資料館で、語り部さんの戦争体験を初めて聴いた。88歳の永野平蔵さんのフィリピンでの兵士体験と、90歳の斉藤邦雄さんのシベリア抑留体験であった。

フィリピン・ネグロス島で、属する部隊約1600名中生存者68名であったと云う。米国との戦いは大人と子供の戦いであったと云う話の例に唖然とした。日本軍が1発撃てば100発返って来る様な、圧倒的優位な米軍の物量。米軍の攻撃は日曜日、夜は攻撃が止み、ウィークデイの日中だったとの話も。戦闘中、30分休憩とか日本軍に呼びかけ、空から煙草を撒いてくれて、広沢虎蔵の浪曲まで拡声器で流して、戦意を削いだこともあったと云う。

シベリア抑留の斉藤さんは漫画を描く才能があり、色んな場面を自分の絵で表現してくれた。極寒の地で、亡くなった戦友を、収容所そばの森に埋葬するとき、戦友と云う歌を歌ったそうです。「ここはお国の何百里、離れて遠き満州の~」。これは、私の両親がよく歌っていた曲。労働した工場に反政府思想でウクライナから送られて来た女性達もいて、ニーナと云う女性が、ある時、斉藤さんに、一緒に逃げようと誘って来たことがあったと云う。彼は、その気持ちが嬉しくて、長い辛いシベリア・イルクーツクの生活に吹いた一陣の春風でしたと振り返った。

戦争を実体験した人から直接話を聴く機会は、これからドンドン減っていく。村上二郎さんと云う方がボランテイアで主催する。所沢雑学大学で、今、月に3回くらい、戦争体験を聴く会をやってらっしゃることを知った。私は、是非、所沢へも行こうと思った。

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