横浜の精霊流し、そして里神楽・餅撒き
昨日は初めて、精霊流しを見ることが出来た。横浜で灯篭流しを見れるとは、感激だった。
横浜・上大岡の大岡川の笹野橋から青木橋、繁華街のアーケードの端の大久保橋と、お盆の日、灯篭は緩やかに、幻想的に流れて行った。夜7時半、僧侶の読経の後、灯篭は一つづつ、川へ流されて行った。川の沿道には、沢山の人が、見送った。その光景は、人生の生と死の一体となった様を見る想いだった。
私は、長崎で母が見たであろう精霊流しを想像した。今、流れていく、精霊が、父であり、母ではないかと想うと、懐かしく、愛おしく、胸がこみ上げた。
帰りに京浜急行で、仲木戸駅で降りて、一昨日も行ってみた熊野神社へ向かった。夜9時頃、神社では、昔ながらの「里神楽」をやっていた。神社の舞殿で、おごそかに、土師流、里神楽・横越社中の方々の、舞いが行われていた。大都会の真ん中で、まだこの様な、五穀豊穣を祝う、昔ながらの舞いが行われているんだと、驚いた。舞いの後、圧巻は、餅撒きの儀があり、神社の人達が、観衆へ向かって、餅を撒いて、振舞った。私は、童心に返って、歓声を上げて餅を追った。成果は、セロハンに包まれた餅を一個、ゲット。
帰りに、内心ニヤリとしながら、そのつきたての小さな餅を食べた。その美味しかったこと。
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