« 検診、エネルギー、中東、坐禅を考える一日 | Main | 人生・社会の展開のダイナミズム »

July 11, 2010

哲学から見た神

昨日の坐禅会で、"物質"と"仏性(神性)"の区別(定義)の話を住職に聴いた。

物質: 様々な要素から成り、変化し、分解されるもの。
仏性(神性): 変わらない、一個の原理、分解されないもの。

「万物は流転する」と、とらえる人間の感覚は、心も身体も全て物質的な世界。

だが、どこかで、超然として、ちっぽけな生きものも、石ころも、私も、全世界をも、見ている存在を感じる。

「汝は、それなり」とは、過去の名僧達が、その様な境地を詠んだ、感嘆の詩なのではないかと想う。

|

« 検診、エネルギー、中東、坐禅を考える一日 | Main | 人生・社会の展開のダイナミズム »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 検診、エネルギー、中東、坐禅を考える一日 | Main | 人生・社会の展開のダイナミズム »