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July 16, 2010

シーボルトの湯、佐賀の旅

昨日は、午前中、嬉野の"シーボルトの湯"を訪ねた。江戸末期、長崎の出島にいたシーボルトが度々訪れていたと云う嬉野温泉に、1876年に建築された、ゴシック様式建築の大衆浴場が、今年4月再建されてオープンしたと聞き、立ち寄った。

新しい木の匂い、新しい畳の匂い、嬉野川、蝉の声など、すっかり旅気分に浸った。

そしてシーボルトの人生の発見。1823年、27歳で来日、タキとの出逢い。娘イネの誕生。間宮林蔵との接触から、国外追放。当時2歳のイネとの別れ。63歳の時の再来日、タキ・イネとの再会。「シーボルトの見たニッポン」と云う小冊子を買って読んだら、余りにも感動する話の数々。

昼は、有田駅で友人と待ち合わせ、駅前の池田屋食堂のチャンポンの美味しかったこと。遠い昔食べた、母の作ったチャンポンの味を想い出した。友人に車で、九州陶磁文化館、鍋島藩秘窯の里、大川内山などを案内して貰った。
国宝級の陶磁器の数々、また関所まであった鍋島藩の秘窯の里など、今まで知らなかった世界を見た。

夜は、元の会社の友人と、唐津の居酒屋で一杯。東京で、会社帰りによく飲んだ時代を想い出した。

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