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July 27, 2010

他策無かりしの人生か?

7月23日円覚寺夏季講座での手嶋龍一氏の講演で、初めて、若泉敬氏と云う古武士の様な、覚悟の人生を送られた人物がいた(1930年ー1996年)ことを知った。

沖縄返還交渉で、佐藤栄作首相の密使(コードネーム、「ヨシダ」)として、ニクソン・キッシンジャーと佐藤栄作の4人の交渉に立ち合い、沖縄核密約を一生の十字架として背負った男。大学教授を辞め、その後の福井県・鯖江での隠遁生活と、1996年7月27日の服毒自殺。

彼が死を覚悟して執筆した「他策無かりしを信ぜむと欲す」と云う遺稿の存在。平和における沖縄の領土返還と云う歴史的偉業の影を一身に背負った彼の人生に、驚嘆した。

人生の岐路に於いて、「他策無かりしの人生」を送っているか?、この様な問いは、人生にとても大切な問いかけだと思う。

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