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July 06, 2010

悟りは身近なもの?

悟りについて、修業しないと得られないとか、大げさに考えなくてもよいと最近は考えるようになった。

特に修業も何もしていなくても、普通の平凡な人でも、自分を忘れる瞬間がある。

素晴らしい光景、素晴らしい音楽などに触れた時、瞬間、自分が飛んでしまって、自分が消滅して、その光景や音楽に同化してしまったような時、自分の存在をすっかり忘れてしまうように感動している時、その瞬間は、もう悟りの境地ではないか。

それは自と他の境目が無くなった「自他一如」の瞬間であるから。

自分が全宇宙と合一した時、全てが穏かに調和しているように感じる。

「自他一如」を感じる瞬間が長い人が、悟りの人と云われるのだと思う。

悟りの瞬間なら、誰しも、日常の中でも、身近に味わっているものだと思う。

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