それぞれの、「はやぶさ」の旅
宇宙6億キロを飛び、目指す惑星を探査後、苦難を乗り越え、管制塔からの懸命の操作で、7年振りに無事地球に帰還した、「はやぶさ」のニュースは、感動的であった。
私は、人生も、それぞれの「はやぶさ」の旅だと想う。
管制塔が、見守る両親のような、また神のような存在。何ヶ月も連絡が途絶え、宇宙の屑に消えたかに思えた、傷ついた「はやぶさ」が、再び交信が出来た時の喜び。
管制塔からの、祈るような、指示が通じたのか、「はやぶさ」は幾多の障害・苦難を乗り越え、無事地球へ帰還出来た。
人生も、同じだと想う。管制塔で見守る人達の真剣な顔、顔、顔・・・・・。そのことに気づいて、私は、人生を探査する役目を果たし、無事帰還を目指したい。
人生が究極に目指すものは、導いてくれた、その管制塔の人々の歓声である。
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