小さな救出作戦
私は、道路でミミズを見かけると、必ず救出してあげることを、何故か習慣としている。
木の枝のような棒で引っ掛けて、茂みや畑のような地面のある場所へ移動させて、救出する。
通勤途上とか、急いでいる時でも、見かけたら救わない訳にはいかない。
放って置くと、干からびるか、踏まれて死ぬ運命の、道路上のミミズは、死への旅の途上。
枝で、触れると、攻撃されたかと思って、バタつくミミズも多いが、移動して置かれた場所で、救出されたことに気づくと思う。
こんな小さな救出作戦も、宇宙の調和の一部。