牛の処分に感じること
口蹄疫事件で大量の牛が処分されるニュースを聞く度に、人間の傲慢さを想う。
「牛が殺されて可哀想だとか」、「人間に食べられてこそ牛も本望」とかのインタービューを聞く度に、私には、人間の勝手な論理展開だと思う。
牛を食肉用に改良して育てることそのものに、私は残虐性を感じる。日常、牛を食肉用に殺していることと、今回の処分は、残虐性においては変わりないように感じる。
行き過ぎた人間の驕りに対して、時折、自然界は反発する。
食肉用に繁栄することと、大量に口蹄疫で処分されることと、牛にとっては大差無いように思う。
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