心と身体、"神の館"
昨日は、清心女子大で行われた日本ヴェーダンダ協会50周年行事で、素晴らしい講演を聴いた。明治大学の山口泰司教授の哲学に関する講演は、私の心にビンビンと響いた。
長年の哲学の研究の末に、スワーミ・ヴィヴェーカナンダ師の哲学に触れられ、その哲学の持つ安らぎは、キリスト教、仏教を問わず、道は通じていることを示唆するに十分であった。
ヴィヴェーカナンダ師の言葉、「己の心と身体を、神の館とせよ」とかは、朝露のように清々しく、そして力強い言葉だと思った。
会場で頂いた記念の書籍をパラパラとめくると、「自分がまだ悪を見なければならないことを、お泣きなさい。自分が、いたる所に罪を見なければならないことを、お泣きなさい。」と云うヴィヴェーカナンダ師の言葉が、目に留まった。
「貴方にとって望ましからぬ人との出逢いも、聖地の領域への道案内と想いなさい」とかも、心に響いた。
昨日は、ヴィヴェーカナンダ師の言葉に酔いしれた一日だった。