凄い忘れ物
昨日夕方、伊豆・天城山の坐禅道場から帰宅した。
道場から、出発する時、「忘れ物無いですか?」とお互いに声をかけあっている時、ある参加者の人が、小声で、「自分を忘れました」と云って、「ワー凄い」と関心した。そして、ご本人は「最近ボケてきて」とか、それがジョークであったことがわかった。
確かに、"我を忘れる境地"が究極の境地ではないか。凄いジョークに驚いた。
その人は、また「有難いですねー」と呟いた。坐禅で、素晴らしい境地になられたのかと思っていたら、その後、「車で送って貰って」と続いておっしゃった。今度は、ガクッときた。
私の、"言葉の受信器"は、ちと調整を要するようだ。
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