隣合わせの過酷な人生、白楽駅踏みきり
一昨日夕方17:30頃、東横線白楽駅踏みきりで16歳の女の子が電車に跳び込んだことを、昨日、ジャズ喫茶のママから聞き絶句した。幸い一命は取り留めたとも聞いた。私が毎日通勤で渡る、慣れた踏みきりで起こった悲しいシーン。
26日(金)のその頃、私は小雨の降りしきる中、芝の日本料理屋でアラブ代表団と日本の元売幹部の会食へ向かっていた。華やかな会食の場面と、その電車に跳び込んだ女の子の気持ちが、大きくダブって感じられ、人生のこのような場面の共存に絶句した。
その踏みきりが窓から見える程近くのジャズ喫茶で、昨日夜のジャズライブは、追加補助席まで満杯になる盛況であった。私は、ジャズを聴きながらも、その女の子の入院先での様子を思い浮かべ辛かった。
身近に壮絶な、過酷な人生が、隣り合わせにあることを思った。