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January 28, 2010

「社会的包摂」、人との精神的な繋がりの志向

昨日朝は、早朝6時半に家を出て、大手町で8時から、経済産業省の審議官の朝食勉強会に出席した。

色々な政策テーマを聴く中で、「社会的包摂(ほうせつ)」と云うテーマが、これからの産業政策の一つとして、議題に上っていることに、ちょっと、驚きを感じた。現代社会の人間の心をテーマにした考えであり、役所もその様なセンスもあるんだと、ちょっと嬉しくも思った。

高度成長、世界第2位のGDPの先進国になった日本が、今、何か精神的に求めているものがある。それは、孤独との戦いのような、人との繋がりをどう取り戻せるかと云う、命題のようなものではないかと思う。

昔、貧乏の象徴だった"長屋暮らし"は、個を保ちながら、同時にトイレ・炊事・風呂は集団生活。それが、案外、贅沢な生き方だったのではないか?とか私は、内心考えながら、この「社会的包摂」と云う、耳慣れない言葉を聴いた。

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