星空の神秘、小田原駅ビル屋上仮設プラネタリウム
先日箱根の帰り、小田原駅ビルの屋上で、今の時期の小田原の星空の鮮明な映像の投影をやっていた。天の川が大きく横に流れ、冬に向かう今の時期の西の端の空に、天の川を挟んでVega(織り姫)、Altair(ひこ星)が輝いていた。その中間の、少し西に、白鳥座があり三角をなしていた。
「織り姫とひこ星の間は、140兆キロメートルで、メールを出しても届くのに15年、新幹線で行っても6000万年要ります。」と解説を聴いた。
全ての星には寿命があって、太陽にも地球にも寿命があることを知った。
「あの赤ちゃん星は、まだ生まれたばかりで、まだ200万年しか経っていません。」など聴いた。
新幹線でも6000万年かかる距離の"織り姫"と"ひこ星"を、遠くの星から眺めている私は、巨人のようで、不思議な気持ちになった。小さな人間の小さな目は、そんなすごい宇宙を、俯瞰していることを想った。
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