カナダから運んで来られたアブダビの風
昨日、夜は、カナダ在住のアブダビOB御夫妻の来日のご縁で、急遽、アブダビのOB会が実現。約20年弱ぶりの方にも会えた。10月下旬に、アブダビとは何も関係も無い九州の弟からの一本の電話をきっかけに、数日後には、ホテルの立食で14名のアブダビOB会が出来、感激だった。まさに、人生の展開は、不思議な縁に包まれていることを思った。
当時のアブダビの地図を壁に張り、記念写真を撮ったり、一人一人の近況に聴き入った。夫々の方々の人生があり、夫々の方々の新しい人生の展開を新鮮に感じた。古文書研究、ピアノ、"エンジェル・ハープ"、飛鳥文化の勉強など、夫々の方々が、気づかない遺伝子に導かれて、興味を開放してらっしゃるのではと、面白く思った。
人生の中で、これは、やっておかないと、収まりが付かないことがあると感じたのは、私が早期退職に応募した時。不思議なエネルギーは、舟を動かす風のよう。
時が経つのを忘れ、2時間はあっと云う間に過ぎて、別れを惜しんで会を終えた。外は、アブダビの光景が広がっていると思ってホテルの外へ出ると、ぴりっと、今年一番の寒さが、現実に引き戻してくれた。今朝もアブダビの余韻に包まれて、当時のアブダビは、人生の素晴らしい時期であったことを想い出す。
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