苦難の意味、
前田行貴著「瞑想のヨーガ」の中に、苦難に就いての次のような記述があった。
「苦は、貪欲や執着や前世(過去)の因縁関係に起因するが、人間はこの世で修業して、更に高い霊性を目指して向上するため、自ら苦難の世界に生まれ来ている。苦難は、その人に相応しいものとして、またその人のカルマ(業)を消滅させんがために訪れているのである。」
"苦難は、その人に相応しい宿題として、与えられた課題か・・・・"。
自分の苦難・不幸は、私にとっても似合っているものと思うと、愛着すら湧いてくる。誰のせいでも無い、ただ、私に似合った、愛着のある服のようなもの。古くなった、昔の服のように、懐かしく眺められる日が来ることを願う。それが人生の修業、向上の醍醐味だと想う。
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