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October 27, 2009

「学ぶ冒険」、安藤忠雄さん、養老猛さんの言葉に感動

先日、たまたま「学ぶ冒険」と云うTV番組で、建築学の安藤忠雄さんが云っていた。「成功が年をとらせる」と。ワー、すごいと思った。成功体験は、人間を怠惰に、また深く学ばなくしてしまうことは、確かにと、とても納得した。

解剖学の養老猛さんの言葉は、「ものを考えるには、長い間、疑問を貯めておいて、自分なりの答えを出さなければならない。それが考えることで、安易な回答で考えることを止めてはならない。"学ぶことは、即ち自分が変わること"で、世界が違って見えること」と云うのが、素晴らしかった。

知識は暗記しても、人生には大して役立たない。対象を自分なりに考え抜くことで自分の人生を変えてくれる知恵になっていく。「自分が変わらなければ、学んだことにはならない」。学ぶことの感動は、”人生における新大陸の発見”のようなもの。

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