生物の定義、自然界の三つの力、奇妙な一致
古代インドのアーユルヴェーダ(世界の医療体系に影響を与えた科学的思想)では、自然界には、三つの力があると云われている。(1)創造力:新しい生命を誕生させる力、(2)保存力:誕生に必要なものが貯えられている、(3)変形力:保存力を創造力に変える力、
高校の教科書に、生物の定義とは次の三つ、(1)自己増殖能力、(2)自己の個体維持能力、(3)エネルギー交換能力。この三つが揃えば、それは生物と云われる。人間の60兆の細胞も一つ一つが独立した生物と云われる。
私は、最近、アーユルヴェーダの本を読んで、高校の教科書の、「生物の定義」と、奇妙に一致していることに驚いた。生物の定義とは、生物が生まれる前の次元の、虚空世界の力と同じ。
住職が云う、"死を越えた、永遠にして安らいでいる世界"が存在しているように感じた。
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