「百万本のバラ」への想い
約20年弱前、アブダビ駐在時代、日本人社会のパーテイーで、ある商社の単身赴任支店長が歌った「百万本のバラ」に、私は、いたく感動した。
最近、阿佐ヶ谷ジャズ・ストリートで小田陽子さんの歌を聴き、百万本のバラの原曲は、旧ソ連のラトビアの、「マーラが与えた人生」と云う歌であることを知った。原曲も素晴らしい。
百万本のバラのメロデイーは、哀しさの中に、瑞々しく、生命が輝いているように私は感じる。
「人生がこんなに哀しいのに、海が余りにも碧いのです。」遠藤周作さんの文章を想い出す。
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