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October 08, 2009

人間が生きていたいと思う条件とは何か

ギタリスト・マリオ鈴木さんの詩の中にある。「人間に、生きていたいと思わせるものは何かと、人間が生きていたいと思う条件は何かと」。その問いを、私にも問うて試る。

目覚めて活動している時の自分の行動の源泉は何かと問うと、「半分は社会の中にあって、こうすべきと云う私の義務感・使命感、そして半分は自分の楽しみ・生きている喜びの体感のため」と思う。夜、寝ている時は、本能が何もしなくても生かしてくれている。

自然界が、その個体を生かし続ける背景は何か?と思うと、精神的には、「ちょっとした使命感と、ちょっとした楽しみ」であった。

それは、人間の60兆の細胞の一つ一つの中に組み込まれた、大自然の摂理のつまった遺伝子からの指令だと思った。60兆の細胞は夫々助けあって、個体を維持し、自己再生・増殖している。

そう思うと、その指令が嬉しくなった。生きる条件とは、大自然の摂理に、ただ身を委ねて従うことだと思った。それは、大自然のままに、云わば「無条件に生きる境地」にも思える。神の手の平の上を旅するような境地にも思える。

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