東京オペラシテイー初訪問、男性合唱団コンサート
一昨日は、知人の紹介で、初めて男性合唱団(東京農大OB)"コール・ファーマー"の演奏を聴きに行った。コーラスも、全体として一つの人格のような調和が、心地よく、新たな魅力を感じた。ちょっと、「自他不二」の禅の世界にも通じるような、荘厳な気持ちにもなった。
東京オペラシテイーは、巨大でまた美しい最新の文化施設で、驚いた。今年の夏、書道展を見に行った六本木の新東京美術館にも、その規模の大きさと、最新の高級な建物に驚いたが、このような高価な建築物が次々と出来る現代の豊かさを思った。それは、現代の貧しいワーキングプアーや、増加する低賃金の派遣労働者のことと、奇妙な社会のアンバランス、コントラストを感じた。
初台のオペラシテイー13:30に行く前に、ちょっと先の笹塚駅に初めて下車して探検してみた。笹塚10号通り商店街と云うのは下町っぽく、新宿の高層ビルとのコントラストが、面白く、情緒を感じた。たまたま入ったレストランで、隣の席の、母と20代らしい娘さんとの会話も心地好かった。
笹塚の商店街、初台の東京オペラシテイー、男性コーラスの美、これらが、その日、私の求める"小さな驚き"を運んで来てくれた。
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