「縁(えん)」について
先日、哲学カフェで"縁"と云うテーマで話し合った。その後、縁について、自分の考えを深めてみた。
「雨の一粒、一粒でさえ、落ちるべきところに落ちる」と云う言葉を想い出した。また、「人は逢うべき人には、必ず逢う。早過ぎず、また遅過ぎず」と云う先人の言葉も。
一生に一度だけしか逢わなかった人も、縁が無かった人と云うのか、縁があった人と云うのかは、その人の人生観のなせる技。
自分の方に、引き寄せるのを縁と思っては、世界観が狭いと感じる。寂しがり屋さんだとも思う。
同時代に、同じ日本で、同じ人間として生きてることも、一つの愛おしい縁。
私を離れて見れば、見る程、大きな神(宇宙)の縁に守られているように感じる。ただ、身を任せれば好い。ゆりかごのように。
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