禅の言葉、「喫茶・喫飯」
お茶がでれば、お茶を飲む。飯がでれば、飯を食べる。
人生をそのまま味わう境地。
損得・良し悪し・好き嫌いを消滅させれば、至道無難(道を極めるのは、難しく無い)と云う。
もの事を分別しない。心の作用を止める。五感六識の運転を止めれば、何があるのかと、神秘に包まれる。
父母の未だ生ぜざる世界の奥の奥、虚空世界を思う。名称と形態なき、虚空世界。永遠にして安らいでいる世界。
心の作用を止滅することが、禅。宇宙のリズムと共鳴・調和する。
「喫茶・喫飯」、人生はかくありたい。
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