ちょっと不幸、微妙な塩加減
全てがうまくいっていたら、こんなに自然は美しく見えただろうか?
幸せが雪崩のように襲って来たら、気が散って、身体も心もふわふわ浮いて、たぶん、充実感すら感じない、病的なハイ状態になるのではないかと想像する。
ちょっと不幸に味付けられると、人生がキリっと締まる。
私にも、ちょっとした不幸を背負わせて貰わないと、世間様に申し訳がないなど思う精神は素晴らしい。
ちょっと不幸を感じながら、大自然に向かい合う時、とてつもなく、大きな人生の美や感謝が湧いてくるように思う。
私には、ちょっとした不幸が一番よく似合うと思うと、益々、人生に対し、穏かな気持ちになる。
Comments
かっこ悪い時期を誠実に、明るく、乗り切った経験から、身に沁みてわかるお話です。
宗教体験とも呼べるのではないかという心境が開けて今を生きています。
Posted by: のほほん | August 27, 2009 07:21 AM
のほほんさん、
人生においては、人生観も、体験と共に変遷し、一番ピッタリくる境地に落ち着くって感じでしょうか。のほほんさんの共感、嬉しく思います。
Posted by: life-artist | August 27, 2009 11:25 PM