はかなさ、幸せのリトマス試験紙
つかの間に過ぎ行く人生とか云えば、幸せな時間がある証拠ではないか?と思う。永遠であって欲しいと思うことは、幸せな人生のひと時をもっている証拠ではないかと。
つかの間に過ぎ行く、はかなさに目を向けるのか、過ぎて欲しくないと思う幸せの存在に目を向けるのか、大きな違い。
一方、長々と続く人生とか、長い人生とか云えば、何か退屈な時間も連想してしまう。長々と感じる人生は、早く終わっても好いと思うような、不満足な人生も暗示されているようにも思う。
つかの間に過ぎると感じる程、幸せ度合いを測れるようにも思う。
はかなさの感覚は、幸せのリトマス試験紙かも知れない。
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