新鮮な自発的労役
昨日は、町内会の夏祭りの準備に、朝8時半から、作業奉仕。リヤカー運搬、材木やパイプ運び、やぐら設営、テント設営、など、汗だくになった。
町内会には、大工さんも、とび職さんも、電気工事さんもいて、頼れる棟梁がいる。こちらは、労役のみでも、愉しかった。時折、「バカヤロー、何やってんだ」とか聞こえてきても、私には、心地よい響きだった。
棟梁が、屋根の上に登って、梁の上を猫のように歩く姿、屋根の上で、休息する姿に、博物館のアトラクションを見るようだった。「鳴駒屋ー」とか、内心、掛け声をかける想いに内心、微笑んでいた。
昔、隋・唐時代から日本に渡って来た税制の租庸調に、庸と云う労役があった。年20日間の労役のこと。現代は労役は無いが、租庸調の時代に比べれば、町内会の労役なんぞ、寧ろ、レクレーション。何だか、労役を楽しんでる自分が可笑しく感じられた。新鮮な夏の日の、小さな驚き。
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