« 「一度」 | Main | ダイヤモンドと石ころ »

July 16, 2009

世代をつなぐ共同修業

修業とは、自分の人生だけのことではなく、親達の世代から、引き継がれて来た道のり。今の私は、過去の親達の修業の集大成。

修業とは、エゴ性の放棄。南極の氷のように分厚い氷を、一つ一つ、取り除いて行く作業。母も父も、作業してくれた。その両親が、修業してくれた後を、私が、シャベルで、またコツコツと、エゴ性の氷を取り除く。両親の体験は私の体験。一緒に作業しているように感じる。

エゴ性は、全ての苦しみの根源。エゴ性の放棄の先には、永遠にして安らいでいる世界がある。全てが私であると感じられたら、永遠にして安らいでいる世界が垣間見える。波である自分が、大海であることに気づくことと同じ。

何世代にもわたり、一緒に作業していると思えば、嬉しくなる。修業は、ただ、一所懸命に、氷を、曇りを、取り除いて行くこと。単純な作業。でも崇高な、愉しい修業。母と父と、心の中で、作業歌でも歌おうかと思う。

|

« 「一度」 | Main | ダイヤモンドと石ころ »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 「一度」 | Main | ダイヤモンドと石ころ »