「五感は粗雑」、滑稽な真実
バケツの中の水を掻き回すと、中心は激しく回っても、外は中心より、ゆっくり回っていく。
物も、ミクロの原子の世界で見ると、猛烈な速いスピードで変化していると云う。
そう云えば、人間の60兆の細胞も、毎秒、何億と死に、毎秒何億と生まれて、入れ替わっている。
猛烈なスピードで、激しく変化して行く世界を、人間の五感では感じることが出来ない。
何たる鈍い、ポンコツ五感、粗雑な五感。
繊細で、感受性の強い人と、人間どうしで云っても、大芸術家であっても、自然界から見れば、トンマな鈍い五感に違いない。
生物として生きて行くためには、そのような粗雑な五感の装置でよかったのだろう。ちょっと、口惜しい、人間の粗雑振り。でも、それでも、「まーいっか」と思う。


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