ダイヤモンドと石ころ
「ダイヤモンドと石ころが同じに見える」境地。これが修業の度合いを知れる境地だと思う。考えるだけで、嬉しくなる境地。
大自然、宇宙にとっては、ダイヤモンドも石ころも、差はない。宇宙を構成する一物質。原子の世界では、組み合わせの違いに過ぎない。波と大海のようなもの。波に惑わされれば、大きな差として見えるだけ。
それぞれの存在に、大きな価値や少ない価値を付けるのは、人間のエゴの所産。滑稽な、惑わし。
「ダイヤモンドと石ころ、大差なし」、私はそんな、生き方をしたい。
エゴ性の放棄も、これで測れる。
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