神社・寺院・教会・モスクの左右対称の意味するものの想像
昨日、異業種勉強会の帰り電車の中で、造園業を営む人から、神社・寺院の建物など、左右対称に造られているのは、自然界にはない形で、人間を強調しているのではないかとのコメントを聴いた。
私は、ハっと思った。寧ろ、人間は本能的に、宇宙の法則を見抜いて、左右対称を、憧れ、信仰の対象にしているのではないかと。そして、その中心に神の座がある。プラスでもマイナスでもない均衡した場所に。
マイナス5は、プラス5を生む。プラス10はマイナス10を生む。シーソーのように、作用は、同じ力の反作用を生み出す。大自然、宇宙の法則は、そのように造られている。
人間の内奥に潜む、神・即ち宇宙の法則への憧れが、神社・寺院・教会・モスク・ピラミッドなどの左右対称の形状に現れているのではないかと、私は想像し、何かちょっとした発見をした気持ちになった。
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