不幸の表現は自然、幸せの表現は滑稽
「そんな幸せも長くは続かなかった。」「不幸が、これでもか、これでもかと、次から次へと襲った。」とか云う表現は、よくTVで聴くことがある。そのような人生は、さぞ大変だろうと悲しくなる。
そのよくある文章の、不幸と幸せを、逆に入れ替えて試みると、ちょっと人生観に刺激になると思う。
「そんな不幸も、長くは続かなかった。」「幸せが、これでもか、これでもかと、次から次へと襲った。」
換えて試ると、滑稽にさえも響く。
不幸に対する、大げさな扱いは自然で、幸せに対する大げさな扱いは滑稽に響く。
人は、不幸に対する虫メガネしか持ち合わせていないのだろうか。
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