« 丸の内の響き、イタリア語 | Main | 仲の好い夫婦、仲の悪い夫婦、それぞれの光景 »

May 06, 2009

3日間が3年のような想い出の旅、

3日間だけ、京都へ行って来たのに、3年くらい行って来たかのように、長く感じる。沢山の驚きに包まれたからだと思う。

京都へ着いてすぐは、一人での京都散策を楽しんだ。北山の円通寺。比叡山を借景にした、質素だが、格式を感じさせる枯れ山水の庭。寺には、色鮮やかな、霧島つつじが咲き乱れていた。偶然に訪れた下賀茂神社では、初めて、流鏑馬とも遭遇。

ノルウェー友人夫妻との旅は、旅館から南禅寺への朝の散歩。平安神宮そばの武道館での剣道・弓道のイヴェント観戦、二条城、金閣寺。そして祇園散策。奈良へも足を伸ばし、東大寺も。

京都のバスの中で見た面白いおばさんの光景。バスの奥の席から、バスの天井の梁に傘の柄を引っ掛けて、運転手さんのいる出口の方へ、バスの中を真っ直ぐ歩くおばさん。皆で、目を真ん丸くして顔を見あわせた。

元芸者さんと結婚したカナダ人男性の祇園案内散歩の面白かったこと。一緒に回った若い英国人夫妻は、ミュージシャンで、記念にCDをくれた。サックスの奏者とのこと。私は、思わず、先斗町のジャズ喫茶、「ハロードーリー」を紹介した。

今回、ノルウェー人夫妻の人生の想い出の旅に付きあって、私も、想い出の京都の旅が出来た。小さな驚きに溢れた、かけがえのない、長い長い3日間であった。

|

« 丸の内の響き、イタリア語 | Main | 仲の好い夫婦、仲の悪い夫婦、それぞれの光景 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 丸の内の響き、イタリア語 | Main | 仲の好い夫婦、仲の悪い夫婦、それぞれの光景 »