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April 22, 2009

ハラルミート

今週は、アジア・エネルギー大臣会議が東京で26日に開催されるため、中東の石油大臣が週末、相次いで来日する。私の勤務する中東の産油国国営会社でも、日本の顧客首脳を招待して、金曜日、石油大臣主催の着席晩餐会を企画している。

イスラムの戒律に則ったお祈りをして屠殺されたハラル(許された)ミイートを、ホテルに準備してもらう。事前に、そのハラルミートを準備するために、アラブ人の代表から、出席予定人数に付いて、真剣な相談を受けた。

「24日夜の晩餐のため、出席予想人数に合わせて、牛・鶏など動物が、数日前に、殺される」

我々の饗宴のために、死すべき動物の数と、死の時刻が決定される。

人間は、生まれながらに、他の生きものを食して生きる存在を感じる。食に饗される死にゆく動物達に対し、自分の懺悔に到達しないまでも、感謝も十分に出来ないまでも、せめて神妙にその事を感じたいと思う。

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