加山雄三記念館、伊豆・堂ヶ島
昨日、会社の若いアラブ人夫妻を伊豆・堂ヶ島へ案内した。洞窟廻りの船は波が高く欠航だったが、近くの岩に上って海を眺めた。洞窟も見えた。小さな岩山の島々の先に圧倒的に広がる海は絶景だった。
洞窟廻り遊覧船の乗り場には、加山雄三記念館が有り、同じビルのみやげ物店の館内には、いつも加山雄三の歌が流れていた。
私は、加山雄三の歌を聴いていると、高校時代を想い出して、幸せな気持ちになった。アラブ人に、有名な歌手と説明しても、あまり印象に残らなかっただろうと思う。店員さん達も若く、20代で、たぶん加山雄三の歌を同じ気持ちで聴いてはいないだろうと思った。そのことが、妙に、自分だけの密かな想い出のようにも思えて、可笑しく、また密かに嬉しかった。
近くは、もう伊豆半島の先端近くで、松崎と云う場所には、川べりに桜並木があり、満開の桜が綺麗だった。桜並木の横には、広大な花畑もあり、色とりどりの花が咲き乱れていた。
私にとっても、アラブ人夫妻にとっても初めての堂ヶ島の旅だった。これも確かな人生の1ページ。
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