人間とカブト虫
昆虫や動物を愛する人は、その対象の本能・性質を理解し、愛おしく思える人だと思う。カブト虫はスイカが好き、モグラは地面の狭い穴の中でないと落ち着かない。
そのように、人それぞれに、その人の特有の性質がある。その特性を知り、なおその特性が気にならず、愛おしくさえも感じられたら、愛することができると思う。
自分を理解してくれたら愛するとかは、別の個体に要求することではないと思う。人間どおしも、深いところでは、実は、人間とカブト虫のように、全然違ういき物と思えばわかりやすい。
そう考えれば、ちょっと人間関係が楽になる思いがする。
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